歯磨きをして緑茶、紅茶を飲む?

第7波 やってきましたね。

今回は今まで一番のビッグウエーブとか・・・。

新型コロナ発生の初期に発表された研究では、

歯周病原細菌を減らすことによって、ウイルスの付着を阻害できることが明らかになっています。新型コロナウイルス SARS-CoV-2もインフルエンザウイルスと同様のメカニズムであるため、口腔ケアは有効と述べられています。

ちなみに、インフルエンザウイルスは気道上皮細胞に接着し細胞内に進入します。さらに,一部のウイルスは、エンベロープを細胞膜に融合させて細胞質内にRNAを放出しウイルス増殖を進めます。これに関わってくるのが歯周病原細菌です。これ以外にも歯周病菌はさまざな疾患に関連していることは判明しており、世界中で研究が進められています。

あと、エビデンスレベルは不明ですが、緑茶(カテキン)にはコロナウイルスを99.9%不活化する効果があるとのこということを奈良県立医科大学が発表しています。

緑茶や紅茶など約10種類の商品を使用し、試験管内でウイルスが1分間お茶に触れることで最大99%が感染力を失っており、感染対策の1つとして期待されるとのことでした。最も効果が高かったのは、茶葉から淹れた紅茶で30分後には99.99%のウイルスが減少したとのことです。

「歯磨きをして緑茶を飲む」。こんな簡単なことでリスクを軽減できるならやっても損ではないかもしれませんね。