往診と訪問診療の違いは??

当院では「歯科訪問診療」を火、木、金の午後、週三日間行っていますが、まだまだ「訪問診療」という言葉は一般的ではないため、患者様に説明する際は「往診」とお話することが多いです。では「往診」と「訪問診療」はどう違うのでしょう?

往診は突発的な病気やけがに医師が伺うこと
訪問診療は計画的な治療計画のもと、定期的に医師が伺うこと

「おじいちゃんが入れ歯があわなくて食べれないから診てほしい」「おばちゃんの歯ぐきが腫れてるんです」など、さまざまな苦痛に対し、まずは急患対応つまり「往診」を行います。そして症状が落ち着いたらレントゲンや歯ぐきの検査などを行い、治療計画を立て、ご家族と相談の上で「訪問診療」を開始します。

治療が終わってから大切なのが継続的な口腔ケア。ご家族や介護者のデイリーケアに加え、週一回の専門的口腔ケアを行う事で肺炎等の合併症の発症率を低下させることが可能です。歯科訪問診療も予防の時代になっています。

口腔ケア希望の在宅患者さまがおられましたら、お気軽にご相談ください。